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エコ活動 ご紹介

Vol.1 梅野保育園 清水珠香子園長

第1回「エコ活動 ご紹介」は、エコ保育所としていろいろな取組みをされている、宮崎市佐土原町の梅野保育園、清水珠香子園長にお話をうかがいました。
梅野保育園は、大通りからちょっと入ったところに山を背にして建っています。
園の隣の休耕田で、走り回っている園児たちの大きな声がこだましていました。


エコ活動を始めようとしたきっかけはなんですか?

約30年近く前(昭和55年頃から)、最初に取り組んだのがゴミ拾いでした。でも「子どもたちにも出来る地域に役立つことってなんだろう?」といった考えからスタートしましたので、当時はエコ活動といった認識はありませんでしたね。

数年前「こどもエコくらぶ」の申請要項を見たとき、その内容が普段から園でやっていることと全く同じだったので、「ああ、これがエコなんだ・・・」と、エコって特別なことではないんだ、と気付かされました。

現在ゴミ拾いのほかには何かされているのですか?

ゴミの分別はもちろんですが、そのゴミの行き先の清掃工場や不燃物処理場も見学に行きます。まだ使える鍋や自転車があるのを見て「もったいない」と言ったり、「持って帰りたい」と言ったりします。

生ゴミを液肥にする機械を購入しましたので、それを肥料として野菜を育て、お料理して食べたり、雨水を溜めて雑巾を洗ったりもします。  
また、裏山の自然を利用して、竹の箸を作ったり、木に聴診器を当てて鼓動を聞いたり、季節には筍を掘ったり、食べられるどんぐりや椎の実を拾ったりしています。

地球の成り立ちのお勉強もしています。私たちの地球がどうやって生まれ、現在に至っているかを知ることで、「環境保護の大切さ」を学んでもらうためです。

子どもたちはエコについてどのように感じているようですか?

園では当たり前のこととして取り組んでいますし、子どもたちも難しい事とは思っていないようです。

ただ、車で信号待ちしている時、親に「エンジンを止めて。ストップ・ザ・アイドリング」と言ったり、ゴミ拾いをしながら「なぜ大人は道にゴミを棄てるのだろう?」と疑問を持ったり、中には夏の暑いときに家のクーラーを切ったりする子がいたりと、明らかにエコに対する意識は育まれているようです。

親が子どもから教えられる逆バージョンですね

そうなりますね。遠足のお弁当も「食べられる分だけにしてね」とか、破れてもテープを貼って使うとか、「もったいない」という言葉が、子どもたちを通して親に伝わっているようです。

最後に、今後挑戦したいことや取り組んでいきたいことはありますか?

現在行っていることを継続していくことが大切だと思っていますので、特別に挑戦したいことは今は考えていません。

私は「子どもが変われば大人も変わる。大人が変われば地域が変わる」と信じています。みんながちょっと意識するだけで随分変わるはずです。

子どもたちが自然に触れ、自然を通して環境を考えるためのきっかけ作りを、これからもずっと続けていくことが私たちにとって大切なことだと考えています。


園長をお待ちしている時の事。1枚の枯葉が風に乗って、廊下にひらひら舞い落ちてきました。するとそれを見つけたひとりの園児が、サッと拾い上げ庭に戻しました。外に面した広く長いテラスなのに、きれいに保たれているのは園児一人ひとりのその意識のせいなのかなと思いました。

梅野保育園 : 〒880-0211 宮崎県宮崎市佐土原町下田島9175-1

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